10月に入り、SNKRSの動きが激しくなってきましたねぇ。
特にエアフォース1!
発売予告の数がえぐいです。
そして、その中にはシンプルだけど光るモデル、エアフォース1 ”ブロンクス オリジンズ”があります。
このSNKRSの説明文に気になる説明が、、
2つの分野で伝説と呼ばれるシューズ。このエア フォース 1では、ブロンクスで生まれたヒップホップの起源とスニーカーのアイコンの40周年を称えている。
SNKRS
これはスニーカーカルチャーWEBブログを名乗っている以上、いくしかないのでは!
ということは今回は、エアフォース1とヒップホップの関係に迫りつつ、エアフォース1ロー ”ブロンクス オリジンズ”を紹介していきます!
HIPHOPとは
『HIPHOP黎明期の風景』
HIPHOP(ヒップホップ)と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
早口のラップや重低音のサウンド、あとやんちゃなファッションなど、色々なイメージが湧き出てくると思います。
その大体のイメージは近しいものがありますが、この音楽の黎明期は、想像しているものよりはるかにディープなものです。
この音楽が始まったのは、1973年8月11日のこと。
クール・ハークと呼ばれる青年と妹のシンディ・キャンベルが、ニューヨーク・ブロンクス 1520 Sedgwick Avenueでパーティーを開催したこの日が、ヒップホップミュージックとカルチャーが誕生した瞬間だと言われています。
『HIPHOP生誕の地 ニューヨーク・ブロンクス』
この当時のヒップホップに必要だったのは、DJ、ブレイクダンス、そしてグラフィティ。多くの方ががイメージするようなボーカルが絶対的に必須というわけではありません。
どちらかというとより皆さんのイメージするディスコに近い感じでしょうか。
このスクラッチ音の響く、音楽のリミックスこそ、まさにHIPHOP!
ちなみに、この音楽の生みの親と言われる当時のクール・ハーク青年は、のちにDJ KOOL HERCと名乗り、HIP HOP音楽を牽引するレジェンドとなります。
『DJ KOOL HERC』
HIPHOPとエアフォース1の関係性
『エアフォース1と言えばHIPHOP』
このHIPHOPとスニーカーは、いわゆるパートナーのような関係性を築いてきました。
ダンスをしやすいシューズ、シューレースを外したり、個性を出せるアイテム、、など深い関係性となった理由は多々考えられると思います。
その中でも、ナイキ エアフォース1は、HIP HOPアーティストによく着用されています。
このエアフォース1が、彼らに履かれるようになったのは1980年代。
この背景には、NBAでのナイキシューズを着用した黒人選手の活躍も関わったと言われています。
その系譜はずっと続いており、Dr.Dreやナズ、カニエ・ウェスト、DJクラーク・ケント、そしてトラヴィス・スコットなど着用者をあげたら、本当にキリがありません。
『Travis Scottとナイキのコラボエアフォース1』
それだけ、エアフォース1とHIPHOPは密接に絡んでおり、双方を語る上で欠かせない存在となっています。
今回のエアフォース1!
『Nike Air Force 1 Low ”Bronx Origins”』
この関係性、そしてHIPHOPの歴史に敬意を示したのが今回の新モデル、エアフォース1ロー ”ブロンクス オリジンズ”です。
本当にこだわりがすごくてですね。
例えば、スウッシュ!
『Nike Air Force 1 Low ”Bronx Origins”のスウッシュ』
『Nike Air Force 1 Low ”Bronx Origins”のスウッシュの素材感』
これいつもと違う素材感だなと思った方も多いのではないでしょうか。
こちら、当時のレコードがビニール製だったことから、その質感を表現したものとなっているようです。
『Nike Air Force 1 Low ”Bronx Origins”のデュブレ』
『インソールにもデザインが』
それから、シューレースのデュブレには、エアフォース1とHIPHOPが生まれた年、「1973」と「1982」を刻印。
インソールには、DJのターンテーブルを思わせる、左右で2枚のディスク柄。
『Nike Air Force 1 Low ”Bronx Origins”のヒール』
『Nike Air Force 1 Low ”Bronx Origins”のソール』
ヒールとソールには、HIPHOPでよく用いられるオールド・イングリッシュのフォントを採用。特にソールには、HIPHOPの発祥の地「BRONX」の文字をプリント。
などなど、まじでこれインラインモデルですか?っていうぐらいこだわり詰め込んでます。
しかもエアフォース1の40周年記念モデルなので、シュータンには「Anniversary Edition」の文字が、、
なんか、エアフォース1側から、HIPHOPに感謝を伝えてるような、半端なものを作らない意思というか、色んなことを感じてしまうエアフォース1になっています。
おわりに
ということで、今回は、エアフォース1ロー”ブロンクス オリジンズ”を紹介しました。
まじで、記事書きながらちょっと泣きそうになりました(笑)
それぐらいナイキの愛情というか、こだわりが見えたモデルです。
HIPHOPが生まれた1973年があって、エアフォース1が生まれた1982年があって、その後に築かれた歴史があって、初めてこのモデルにつながります。
スニーカーカルチャーの歴史を感じたい方、ぜひゴッテムしてはいかがでしょうか?
2022年10月14日にSNKRSで発売!サイトリンクはこちら↓
【NIKE公式】エア フォース 1 ’07 ‘Bronx Origins’ (DX2305-100 / AF 1 ’07 PRM NY). Nike SNKRS JP
それではまた
SEE YOU SOON👺
引用:Hypebeast、MINARI.、FORTUNE、medium.com、reddit.com
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