ebay×ナイキSB ダンクが復刻！スニーカーにまつわる伝説に迫る！

12月のスニーカー界隈は大盛り上がり！連日、注目作がさまざまな方法で展開されています。

皆さんは狙いの商品を定められましたか？

個人的な予想としては、トラヴィスAJ1とHUFのSBダンクに注目が集まるんじゃないかなぁなんて思います。

こちら2つは以前記事にさせていただきました！

トラヴィスAJ1

HUF SBダンク

さて、今回は、12月の新たな購入候補になりそうなスペシャルダンクを紹介します。

その名も「ebay × ナイキSB ダンクロー “サンディー・ボデッカー”」

クリアパーツが使われている面白いモデルです。

実は、これ多くのストーリーが関わるナイキSBらしいスペシャルプロダクトとなっています。

今回は、その伝説を振り返り、新ダンクのすごさを体感していきましょう！

ebayはブランドじゃない

まず、先にコラボパートナーであるebay(イーベイ)を紹介！

ebayはファッションブランドではなくリセールサイト、日本でいうところのヤフオクみたいなものです。

海外では業界最大手であり、スニーカーのリセールにも力を注いできたサービスとしても知られています。

スニーカーコレクターとして知られるNBA選手”PJタッカー”と提携した彼のスニーカー販売など、スニーカー業界でもたびたび話題に挙げられてきました。

NikeSBを作った人物

さて、このebayとナイキSBダンクのコラボに深く関わった人物がいます。

その人物こそナイキレジェンド「Snady Bodecker(サンディー・ボデッカー)」。

彼は、なんと、ナイキSBそのものを発足させた人物なんです。

1982年に入社した彼は、エアジョーダン1やブレイザーとスケートボードコミュニティとの関わりに着目し、2002年にナイキのスケートボードライン「Nike SB」を発足。

それが今大ブームを起こしていると考えると、彼の偉大さを強く感じられます。

2018年10月、サンディー・ボデッカーはこの世をさりますが、今でも彼のレガシーは「SB」の文字ととともにプロダクトに刻まれ続けています。

ebay×ナイキSBダンクの伝説

時は戻り、2003年のこと。ナイキSBが始動した一年後であるこの年に、ebayとナイキSBはチャリティー企画を実施します。

このプロジェクトでは、ebayのアイコンカラーを用いたスペシャルダンクをオークション形式で販売しました。落札価格は、驚愕の16000ドル(当時約310万円)。

当時、スニーカーのリセールがそこまで注目されていない時代において、今の相場から考えても、異様な金額を叩き出しています。

また、このダンクは、オークションに競売されたモデルを含め、世界に3足存在することが判明しており、一足はサンディー・ボデッカーの手元に、もう一足はのこぎりで4等分に、もう一つはオークションの落札者が所有しているそう。あくまで噂ですが、一説によると落札したのもサンディ・ボデッカー本人と言われています。(ナイキのアナウンスによると、全世界で2足しかなく、サンディー・ボデッカーの持ってるもの＝オークションで落札されたモデルという見解を示している)

のこぎりで4等分した事実がだいぶ衝撃的ですが(笑)、そのエピソードを含め、さまざまな要素で伝説を作ったのがこのSBダンクです。