1998年に登場してから多くの人に愛されてきた「Air Max Plus(エアマックス プラス)」。今年2023年から2024年にかけて、生誕25周年を祝したさまざまな記念モデルも続々リリースされています。
この波に乗り遅れないために、今回は名エアマックスである”マップラ”を大特集!その歴史・デザインを中心にシューズの魅力をチェックしていきましょう!
(上画像引用元:reddit)
目次
- エアマックスプラスってどんなモデル?
- マップラのデザインをチェック!
- 25周年モデルをチェック!
- 2023年にリリースされたモデル①「A-COLD-WALL* × Nike Air Max Plus 3colors」
- 2023年にリリースされたモデル②「FC Barcelona × Patta × Nike Air Max Plus 」
- 2023年にリリースされたモデル③「Nike Air Max Plus ”25th Anniversary”」
- 2024年リリースが噂されているモデル①「Nike Air Max Plus ”Sunset”」
- 2024年リリースが噂されているモデル②「Nike Air Max Plus ”Voltage Purple”」
- 2024年リリースが噂されているモデル③「Nike Air Max Plus ”Hyper Blue”」
- まとめ
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エアマックスプラスってどんなモデル?
via:SNEAKER FREAKER
ナイキが誇る「Air Max(エアマックス)」は、各バージョンの違いを含めれば優に100種類を超える大カテゴリーですが、実は毎年のように復刻されるモデルは意外と限られています。エアマックス1、エアマックス90、エアマックス95、エアマックス97、そして今回紹介するエアマックスプラス(別名:エアマックスプラス TN)がその代表例です。
このように今でこそ”ど定番モデル”として扱われているエアマックスプラス(日本では”マップラ”という愛称で親しまれています)ですが、実は登場時はアメリカのスニーカーショップ「Foot Locker(フットロッカー)」の別注モデルと、”定番シューズ”としての立ち位置ではありませんでした。
ファンが作ったと思われるOGカラーを取り入れたポスター(via:@heldvisuals_)
しかしグラデーションがかった特徴的なカラーリングや卓越したデザイン、さらにTuned Air(チューンドエア)などの優れたテクノロジーによって、1998年10月に発売されてから1999年7月までの一年足らずという期間で150万足が販売。2億ドルの収益を上げたと言います(当時のレートは1ドル=約120円なので、約240億円の収益です)。
ここで豆知識として知っておいてほしいのが、リリース当時にエアマックスプラスが流行ったのは、オーストラリアと、イギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国だったこと!完璧に同じシチュエーションではないと思いますが、日本でいうエアマックス95のような存在だと言えるかもしれません。
そんな絶大な人気を誇ることで、毎度注目を浴びるOGカラーだけでなく、Supreme(シュプリーム)などとのSPコラボカラーも展開されてきた「エアマックスプラス」。今回の25周年アニバーサリーイヤーにも大きな期待がかかっています!!
OGカラー ”Sunset” (via:SNEAKER FREAKER)
OGカラー ”Hyper Royal” (via:SNEAKER FREAKER)
2020年にリリースされたSupremeとのコラボ (via:SNEAKER FREAKER)
ちなみに
海外では、生誕25周年を記念した大々的なイベントが実施されているみたいです!(おそらくオーストラリアかと)
電話ボックスがマップラ仕様になってたり、マップラだけにフォーカスした店内が作られていたり・・・これは天国でしょうか笑
詳細は下記投稿をチェックしてください!
マップラのデザインをチェック!
デザイナー「Sean McDowell」(via:COMPLEX)
では、そんなエアマックスプラスを作ったのは一体誰なのでしょうか?
デザイナーの名前は「Sean McDowell(ショーン・マクドウェル)」。同シューズがリリースされたのは1998年ですが、担当時の彼は1997年にナイキに入社したばかりの新人デザイナーでした。
彼はナイキに入ってすぐ「フットロッカーが独占販売するTuned Air(チューンドエア)テクノロジーを持ったランニングシューズ制作」を任されます。そして、彼のシューズ制作経験が乏しかったことによって「フロリダのビーチで見た夕焼けヤシの木」や「クジラの尾ひれ」などといった異質なデザインイメージがランニングカテゴリーに持ち込まれることに。これによって、他のランニングシューズとは全く異なるモデルが誕生しました。
ショーン・マクドウェルによるスケッチ① (via:SNKRS)
ショーン・マクドウェルによるスケッチ② (via:SNKRS)
ここでよく”ショーン・マクドウェルの後悔”として知られるのが、スウッシュの形が若干”他有名モデル”と異なること。実は当時、スウッシュの細かいフォーマットやガイドラインが存在しなかったので手探りでスウッシュを描いたらしく、そのせいでスウッシュの後半部分が長くなったそうです。
そんなディテールも含めて名デザインだと言われていますが、なんとプロトタイプ制作時のエアマックスプラスはフットロッカーの責任者に気に入られなく、生産数を大幅に減らされてしまうことに。噂だと50万から25万台にまで減らされてしまったそうです。そのせいで?おかげで?希少価値が高まり、ユーザーからの需要が鰻登りになった説も有力です。
25周年モデルをチェック!
Nike Air Max Plus ”25th Anniversary” (via:sneakernews)
2023年に生誕25周年を迎えたエアマックスプラス。そのこともあって、今年はコラボモデルやスペシャルモデルのリリース、加えて来年リリース噂のリークもこれまで以上に多くアナウンスされています!
ここからは、そんなモデルの中で「インパクトのあるエアマックスプラス 6種類」をチェックしていきましょう!
2023年にリリースされたモデル①「A-COLD-WALL* × Nike Air Max Plus 3colors」
”Onyx”と”Stone”カラー (via:sneakernews)
House Blueカラー (via:@coldwall)
2023年9月に発売された、A-COLD-WALL*(ア コールド ウォール)とのコラボモデル。高級感のある素材とワントーンカラーを組み合わせ、ゴージャスなマップラに仕上げています。
ブラックの”Onyx(オニキス)”とホワイトの”Stone(ストーン)”は、SNKRSなどいくつかの一次流通ショップとA-COLD-WALL*公式サイトにて発売。ブルーの”House Blue(ハウスブルー)”はA-COLD-WALL*公式サイトのみでの発売でした。
【リセールサイトまとめ(Onyx/FD7855-001)】
【リセールサイトまとめ(Stone/FD7855-002)】
【リセールサイトまとめ(House Blue/FD7855-400)】
2023年にリリースされたモデル②「FC Barcelona × Patta × Nike Air Max Plus 」
via:sneakernews
こちらは、オランダのスニーカーブティック「Patta(パタ)」とスペイン・バルセロナに本拠地を置く「FC Barcelona(FCバルセロナ)」のトリプルコラボです!
マップラらしいグラデーションカラーにバルサの”青/えんじ”を組み合わせている最高のデザインを採用。ちなみに本モデルと同タイミングでスペシャルアパレルも展開されました。
【リセールサイトまとめ】
2023年にリリースされたモデル③「Nike Air Max Plus ”25th Anniversary”」
via:sneakernews
こちらは、2023年11月9日にナイキでリリースされた”25th Anniversary”モデル(ナイキ公式サイトの商品ページはこちら)。
いかにもマップラなグラデーションカラーがポイントですが、”シューズ外側から内側”と横向きにもグラデがかっているのがより特徴的です。シューズボックスにアニバーサリーって書かれてるのも嬉しいポイントですね!
【リセールサイトまとめ】
2024年リリースが噂されているモデル①「Nike Air Max Plus ”Sunset”」
via:sneakernews
ここからは2024年にリリースが噂されているモデルをチェック!実は、伝説のオリジナルカラー三銃士がこのタイミングで一斉に帰ってくると言われています。
まずは”Sunset(サンセット)”。デザインソースの”夕焼け”の名をそのまま冠したカラーで、温かみのあるオレンジの発色が最高の一足です!
【リセールサイトまとめ】
2024年リリースが噂されているモデル②「Nike Air Max Plus ”Voltage Purple”」
via:sneakernews
こちらは、紫とオレンジの組み合わせが光る”Voltage Purple(ボルテージパープル)”!2024年リリースモデルとして紹介しますが、2023年のリリース噂もあるモデルとなります。
ソールのオレンジっぽいエアウィンドウも推せるカラーです。
【リセールサイトまとめ】
2024年リリースが噂されているモデル③「Nike Air Max Plus ”Hyper Blue”」
via:sneakernews
最後に紹介するのは、マップラの代名詞的カラー”Hyper Blue(ハイパーブルー)”!
ここまで紹介したOGカラー3足は、これまで柄が一致するシューズボックスでリリースされてたりするんですが、今回の復刻でもそこは期待していい気がします(ナイキさん、よろしくお願いします)。
via:pinterest
【リセールサイトまとめ】
まとめ
ということで”マップラ”こと「エアマックスプラス」の歴史・デザイン・25周年注目モデルなどを紹介してきました。
エアマックスって年代ごとに雰囲気が大きく変わっていくのですが、このマップラは、エアマックス97とかエアチューンドマックス、エアマックス120など、同年代リリースのものと同じ近未来感がまたいいんですよね〜〜
そしてOGカラーの復刻連発は燃えます🔥 このアニバーサリーは楽しくなりそうです!!
それではまた👺
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