ナイキのロングセラーシリーズ「Air Max(エアマックス)」。

その中に日本人が大きく関わったモデルがあるのを知っていますか?

その日本人の名は「藤原ヒロシ」。

伝説級の日本人デザイナーです。

今回は彼が作ったエアマックス「エアマックス LD-zero」を解説します。

 


藤原ヒロシはナイキを変えた人物

◆プロフィール

藤原ヒロシ

まず藤原ヒロシのすごさを知っておきましょう。

藤原ヒロシ氏とは、三重県伊勢崎市出身のファッションデザイナー兼ミュージシャン。

デザイン集団「Fraganet Design(フラグメント デザイン)」の主催者でもあります。

彼は90年代の裏原カルチャーを牽引した存在として知られており、日本のファッションに大きな影響を及ぼしました。

◆ナイキとの深い関係

2016年にナイキが公開した藤原ヒロシを思わせるポスター

これまで、手掛けたコラボは名だたるパートナーばかりで、例えば、ルイヴィトン、スターバックス、ポケモンなど。

特にナイキとの関係性は深いものとなっています。

実は、ナイキは「ファッション」という単語を社内の禁止用語にしているほどのファッション嫌いのブランドでした。

しかし、藤原ヒロシ氏がファッションの概念を持ち込み、方向性を転換したと言われています。

藤原ヒロシに影響を受けた一人、Mark Parker
Tinker Hatfield

またナイキにて、HTM(藤原ヒロシのH、ティンカー・ハットフィールドのT、マークパーカーのM)というコラボコレクションを実施しており、同コラボで共演したレジェンドデザイナーのティンカー、ナイキ元会長のマークと並ぶ存在として認知されています。

 

エアマックス LD-zeroとは?

Nike Air Max LD-zero H “Hiroshi Fujiwara”

◆エアマックスデイのスペシャルモデル

さて、彼が作ったエアマックスを見ていきましょう。

藤原ヒロシ氏が手掛けたエアマックス「エアマックス LD-zero」は、2016年3月26日のAir Max Day(エアマックスデイ)にリリースされたスペシャルモデルです。

AIR MAX DAY 2016でリリースされたHTMコレクション(写真左下:エアマックス90 ウルトラスーパーフライT、写真右下:エアマックスBW ウルトラM)

このモデルと同時にティンカー・ハットフィールドがデザインした「エアマックス90 ウルトラスーパーフライT」、マーク・パーカーがデザインした「エアマックスBW ウルトラM」がリリースされました。

◆デザインベースは?

エアマックス LD-zeroはナイキが誇る2つのアーカイブモデルをベースに作成されています。

レトロなアッパーは、藤原ヒロシ氏のお気に入りであるLD-1000のルーツ「BOSTON(ボストン)」のデザインを採用。

Nike LD-1000
Nike BOSTON

そして、ソールは「エアマックス2014」で使われた360度ビジブルエアを搭載しています。

『Nike Air Max 2014』

これだけでも十分存在感があるのですが、個人的に注目したいのは、コラボらしいスペシャルデザインとシューズの裏地です。

ヒールやシュータンには幾何学的なエアマックスロゴが入っており、インソールにはエアマックスロゴに加え、彼の代表プロジェクトHTMの名も刻まれています。

そして裏地に使われたのはなんとレザー。これによって足のフィット感が増しており、見えないところにもこだわりを感じさせてくれます。

これらのデザインを組み合わせた逸品がこの「エアマックス LD-zero」です。

【エアマックス LD-zeroにインスパイアされたモデル!


この色使いと藤原ヒロシ氏と言えば、先日リリースされたLD ワッフルを思い浮かべる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
それもそのはず、今回の主役モデル「エアマックスLD-zero」にカラーインスパイアされたモデルなんです!

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歴代カラー全部紹介!

2016年のエアマックスデイではネイビーのワンカラーのみのリリースでしたが、好評を博したことで別カラーもどんどんリリースされました!

ここからは、全カラーを一覧で見ていきましょう!


◆ネイビー

Nike Air Max LD-Zero H “Hiroshi Fujiwara”

◆グレー

Fragment × Nike Air Max LD-Zero”Cool Grey”

◆トリプルブラック(フラグメントコラボ)

Fragment × Nike Air Max LD-Zero””

◆トリプルブラック(スウェード)

Nike Air Max LD-Zero “Triple Black”

◆ブラック/グレー

Nike Air Max LD-Zero”Black/Grey”

◆ホワイト/ブラック

Nike Air Max LD-Zero “Summit White/Black-Wolf Grey

◆セイル

Nike Air Max LD-Zero “Sail”

◆トリプルホワイト(WMNS)

Nike Air Max LD-Zero “Triple White” (W)

◆ピュアプラチナム

Nike Air Max LD-Zero “Pure Platinum

◆オリーブ

Nike Air Max LD-Zero”Medium Olive”

◆ブルー

Nike Air Max LD-Zero”Blue Moon”

◆ブラック/ダークグレー

Nike Air Max LD-Zero”Black/Dark Grey”

 

まとめ

ということで、ここまで日本人が手掛けたエアマックス「エアマックス LD-zero」を紹介してきました!

シンプルながらもクオリティの高い名作スニーカーです。

本当に復刻してほしいのですが、一体どうなりますかね~

気になった方はぜひリセールサイトをチェックしてみてください!

 

それではまた

SEE YOU SOON👺

 

 

引用:EuromanNikemetalmagazinesothebyssneakernewshighsnobietycnbcSBDKith

 

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