最近、すごくトレンドが目まぐるしい変わっていきますね。
スニーカー界でエアジョーダン1″シカゴ”が盛り上がり、その後、ワールドカップ日本代表がドイツに勝って盛り上がり・・・
これもSNSの普及のおかげなんでしょうね。
さて、そんなトレンドの中に「Daniel Arsham(ダニエル・アーシャム)」という単語がちらほろ入っているのを知っていますか?
ポケモンの石像の人、なんて言ったらピンとくるかもしれません。
彼は、ここ一年ぐらいで注目度を一気に上げた現代アーティストです。
そんなこの方、実は、スニーカーにもアーティスティックな感性をつぎ込んでいます。
リリース予定はなさそうなのですが、せっかくなので、ダニエル・アーシャムによるカスタムエアジョーダンを見ていきましょう!
ダニエル・アーシャムってどんな人
世界が生んだ天才の一人、ダニエル・アーシャム。
彼は、「Fictional Archeology (フィクションとしての考古学)」という概念のもとに アート、建築、パフォーマンスの境界に挑むアーティストです。
多くの世界的パートナーとタッグしている彼ですが、特に有名なのはポケモンとコラボした彫刻でしょう。
ポケモンにとって初めての現代アーティストのコラボとなったこの作品ですが、「未来の世界で発掘されるポケモン」をテーマに素晴らしい名作を生み出しています。
また、この”白の色使い”と”ダメージのあるデザイン”はダニエルの経験から作られたアイコニックなものです。
まず、白いカラーを採用したのは、ダニエル・アーシャムに先天的な色覚異常があるため。
そして、ダメージのあるデザインは、彼が幼少期に経験したハリケーン災害のトラウマが関係しています。
つらいこともたくさんあったであろう半生をアートにつなげているあたり、、、さすがの一言だけでは言い表せないです。
心から彼に尊敬の念を抱きます。
彼が手掛けたエアジョーダン
そんな天才アーティストが手掛けたエアジョーダンとなれば、名作となること間違いないんじゃないでしょうか。
実は、非公式ではありますが、すでに彼独自のデザインを施したエアジョーダンシリーズが作成されています。
ベースモデルに採用されたのは、エアジョーダン1、エアジョーダン3、エアジョーダン7、エアジョーダン8の4つ。
それらはいわゆるカスタムスニーカーで、ダニエルが世界的に有名なカスタムスニーカー業者「Shoe Surgeon(シューサージョン)」に依頼しつつ、デザインなどのディレクションを担当したモデルです。
象徴的なモダニズムの建物からインスピレーションを得たフランス・マルセイユでの「Le Modulor du Basketball」展に合わせたデザインを配しているのが面白い!
スウッシュはより角張ったスエード構造のストロークに変更、ジャンプマンロゴは「立っている人物」に引き継がれ、AJ3のセメントプリントはカラフルな色で塗りつぶされました。
細部まで、展示自体の本拠地であるル・コルビュジエのユナイト・ダビタシオンに敬意を表しており、建物のコンクリートのファサードから塗装されたバルコニーまで、そのすべてをスニーカーに詰め込んでいます。
なんと、レザーの切り口までにも、カラフルな配色が!カスタムと言えど、さすがのこだわり具合ですね。
これらのスニーカーはカスタムインスパイア元である「Le Modulor du Basketball」展にて展示されています。
日本にも来てほしい、、というか発売してくれないか!!!
◆画像一覧
まとめ
ということで、このブログ始まって以来初のカスタムスニーカーを取り上げさせていただきました!
スウッシュのデザインなんかを見て、ダニエル・アーシャムって本当に天才なんだなと改めて実感します。
ちなみに、スニーカーに白以外のカラーも使われていましたが、ダニエルは特殊なメガネをかけると色がわかるので、それを使ったのではないでしょうか。
白の表現だけでもすごかった彼が、ここからさらにすごくなっていくような気がしてなりません。
これからもトレンドのアーティストとして、SNSを騒がしてほしいですね!
それではまた
SEE YOU SOON👺
画像引用:WWD、Sneakernews、NICE KICKS、Hypebeast
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