「宇宙をテーマにしたスニーカー」があると聞いたことはありますか?

地面を歩くためのスニーカー、そしてその地面から遥か遠くの宇宙をテーマにするなんて、常識から外れてるような感じがしますね。

しかし、人々が惹かれる空の向こうをテーマにしたスニーカーは、すでいくつかリリースされてきました。

Tom Sachs(トム・サックス)とのコラボスニーカー「マーズヤード」もその一つです。

シンプルでありながら、目を離せない魅力がある・・・ある意味スニーカーの究極のゴールなのかもしれません。

最近、このモデルと同じタッグから新スニーカーが登場しています。

そのスニーカーこそ今回紹介する「ナイキクラフト ジェネラルパーパス シュー」です。

今回はこのモデルについてお話させていただきます。

 


トム・サックスとナイキのコラボ

『トム・サックスによるナイキクラフト マーズヤード 1.0』

 

トム・サックスとナイキのコラボは2012年からパートナーシップをスタートさせ、これまでマーズヤードを中心に4モデルリリースしてきました。

特にマーズヤード1.0は、宇宙をテーマとし、車のエアバッグや船の帆、宇宙服など、異質な素材を取り入れたプロダクトで、その類まれなデザインから現在200万超で取引される伝説級のスニーカーになっています。

一足にそんな値段がつくこと自体衝撃です。

それを生み出したデザイナー、気になりませんか?

その名はトム・サックス。彼の肩書は現代アーティストとなります。

『シューズをデザインしたトム・サックス』

 

たまに、NASAの職員と思っている方もいらっしゃるみたいですね。でも、そう思ってしまうのもわかります。

だって、宇宙テーマのデザインのアート作品も多く手掛けてますし。正直、トム・サックスをよく知らないなんて人もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

しかし、彼の特徴的な作品、プラダのシューズボックスを用いてつくった便器や、エルメスの包装紙で再現されたマクドナルドのハンバーガーセットなど、知れば知るほど魅力的に感じてしまうアーティスト。それが、トム・サックスです。

ナイキとのコラボの話に戻りますが、パートナーシップを初めて10周年の今年、彼らは新たなシューズを世に送り出しました。

ここからは、そのシューズがどんなものか見ていきましょう。

 

今回発売される「ナイキクラフト ジェネラルパーパス シュー」とは

『ナイキクラフト ジェネラルパーパス シューの1stカラー”ホワイト”』

 

彼らによる新モデルの名は、「ナイキ クラフト ジェネラルパーパスシュー」です。

そういえばナイキクラフトってなにー?って思った方のために説明すると、ナイキクラフトとは、ナイキのCEOを務めるマーク・パーカー氏が開発したカプセルコレクションのことを指します。ちなみにトム・サックスコラボのモデルはすべてこのラインからリリースされてきました。

その系譜を引き継いだ今回のモデル。名前がこれまでのコラボモデルと全くちがうんですよね。

これまでは、マーズヤード1.0、マーズヤード2.0、マーズヤード オーバーシューと「マーズヤード」というワードが必ずどこかに使われていたのですが、今回は「ジェネラルパーパス シュー」。直訳すると、「全般的な目的の靴」となります。

おそらく、デザインテーマの変化がその理由となっているようです。

というのも、これまでのテーマは宇宙だったのに対し、今回のテーマは、「日常のどんなシーンにも対応できる」となっています。

またこりゃすごい深いテーマですね。

さまざまなテストをくぐり抜けたマーズヤードも長く愛用できるシューズとして呼び声高いですが、その点に関しては、今回も同じ路線なのかもしれません。

6月にリリースされたファーストカラー「ホワイト」でもそれは言及されており、ナイキ公式サイトにて、「履き古すことで味わいを深められる」と記載されています。

『ナイキ公式がリリースした使用感のあるジェネラルパーパス シュー 画像』

 

履かれることを想定したシューズはあっても、履かれ続けることを想定したシューズって意外とないんですよね。

しかもこれを作るのに、10年の歳月がかかったと言われています・・・

トム・サックスのこだわり恐るべしです。

 

新カラー「アーカイブ」の魅力解説

『今回発売となるナイキクラフト ジェネラルパーパス シュー ”アーカイブ”』

ナイキクラフト ジェネラルパーパス シュー ”アーカイブ”のヒール画像』

ナイキクラフト ジェネラルパーパス シュー ”アーカイブ”のアッパー画像』

 

そんな最高の日常靴に新カラーが登場します。

前回はホワイトでしたが、今回はイエローです。

長く履かれるイエロースニーカーって私の印象だとブルースリーが履いていたオニツカタイガーのタイチとかしかないんですよね。

完全に盲点でした。

もちろん、歩きやすさや耐水性、通気性など、「日常のどんなシーン」にも対応できる機能性は兼ね備えています。

当たり前すぎて、考えることもなかった「シューズは履くもの」という概念、それを呼び起こさせてくれるのがまさかイエローのスニーカーだとは。

この記事書きながら、ちょっと感動してます。勝手にすみません💦

しかも、今回のカラー名は「アーカイブ」です。

アーカイブはarchiveという英単語なのですが、直訳すると、「記録」という意味になります。

新モデルなんですが、記録というカラー名・・・

深すぎて、スニーカーの域超えまくってます。

まじで芸術品ですねこれは。

 

まとめ

ということで、今回はトム・サックスとのコラボ「ナイキクラフト ジェネラルパーパスシュー ”アーカイブ”」を紹介してきました。

スニーカーは履かれることで完成する、、、そんな言葉を思い出してしまうようなそんなシューズです。

前回の「ホワイト」ももちろんいいのですが、このイエローも欲しい。というかイエローが欲しい!履き古したい!そんな気持ちにさせられてしまいます。

このジェネラルパーパスシュー(通称:GPS)のシュータン裏には、履き古すことで持ち主の物語を伝えられる価値が生まれる」と記されています。

『今回発売となるナイキクラフト ジェネラルパーパス シュー ”アーカイブ”のシュータン裏』

 

ぜひそれぞれの物語作っていきましょう。

今回紹介したナイキクラフト ジェネラルパーパス シューのリセールサイトのURLも貼っておきます!

NikeCraft General Purpose Shoe Tom Sachs Archive Dark Sulfur – DA6672-700 (stockx.com)

Tom Sachs × NikeCraft WMNS General Purpose Shoe “Yellow / Archive”を買うならスニーカーダンク (snkrdunk.com)

発売日当日に皆さまに良きゴッテムがあることを祈っています。

 

それではまた

SEE YOU SOON👺

 

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